630トンBMC複合樹脂マンホールカバー成形油圧プレス

複合マンホール蓋、いわゆる樹脂マンホール蓋は、不飽和ポリエステル樹脂およびその他の材料（BMCまたはDMCの略、すなわちバルクモールディングコンパウンド）で作られています。防水、油に強く、耐熱性があり、優れた絶縁性能と高い衝撃強度を持ち、市場で非常に人気があります。

一般的に使用される樹脂マンホール蓋の生産設備は 樹脂マンホール蓋圧縮成形油圧プレスです 樹脂製マンホール蓋の圧縮成形は、一定量のバルクモールディングコンパウンド（BMC/DMC）を予熱された金型に加え、加圧と加熱により固化させるものです。具体的なプロセスフローは、材料投入（予熱された鋼金型にバルクモールディングコンパウンドを入れる）、金型閉鎖、充填（圧力下でバルクモールディングコンパウンドが流れ、型腔全体を満たす）、硬化（設定された圧力と温度を一定時間維持し、完全に硬化させる）、そして金型を開けて樹脂製マンホール蓋製品を取り出すことです。

BMC (DMC)樹脂製マンホール蓋の圧縮成形条件は以下の通りです：

⑴ 成形圧力：普通の製品は3.5~7MPa、高品質表面仕上げの製品は14MPa;

(2) 成形温度：金型温度は140±5°C、脱型のために固定金型温度を5~15°C下げることができます;

⑶ 金型閉鎖速度：金型閉鎖は35秒以内に完了する必要があります;

⑷ 固化時間: 壁厚3mm以下の製品の固化時間は約3分、壁厚6mmの製品は5〜8分、壁厚12mmの製品は10〜15分です。

BMC樹脂製マンホール蓋成形用油圧プレスは、通常315トン、500トン、630トン、1000トンの4つの圧力タイプがあります。これらは、1型で1個と1型で複数個の2種類に分けられます。金型は電気加熱式で、電気制御盤には金型温度表示機能が付いており調整可能です。上の画像に示されている樹脂製マンホール蓋の成形プロセスは、お客様がサウジアラビアで行った現地試験機、金型試験および検査のものです。これは630トンの三梁四柱油圧プレスを使用して完了しました。